2007-04-14

15.カイロに戻る

2月16日
今日は3:45にモーニングコールです。
通常ならば尋常でない時間ですが、
すでに慣れてしまってる自分が怖いです。
そして例にもれず、モーニングコール前に起きてる自分がもっと怖いです。
起きる直前に日本に帰っている夢を見てたから、
起きてまだエジプトにいる自分にびっくり。
そしてナオも日本に一旦帰る夢を見たそうな。
今日はルクソールからカイロへ飛行機で移動なので、
急いで荷物をパッキング。既にかなりこなれている2人。
軽く朝食。めちゃくちゃ早いのに、大好きな金時豆のマッシュされたのが
あってウレシイ。やっぱり朝ごはんは美味しかったわよ、シェラトン。

シェフはまじめでいい人

国際航空でもあるルクソール空港は大きくってキレイ。
日本では関空からの直行便があります。
カイロまでの飛行機は日本人客は少なく、
現地っぽいひとが多かったです。
出発する頃にはすっかり日の出。
到着する頃にはすっかり朝でした。


新しいルクソール空港

アブシンベル行きより大きい飛行機

出発する頃、朝に


本日金曜日はエジプトの日曜日にあたります。
金曜日はお仕事がお休みなので、皆さんお昼からモスクへ礼拝に行くそうです。
なのでクイ達は午前中のうちに【モハメッド・アリ・モスク】へ見学へ。
高台にあるすごく立派なモスクで、地方の子供達が見学に来ていた。
モスクの中に入ること自体、生まれて初めて。
途中までバスで入っていくのだが、なにやら城壁に囲まれた中に入ってく。
聞いたところでは、もともと城砦であった中に作られたのだとか、どうりで。
礼拝を行うドームの前に入る中庭。ここには屋根はありませんが、
全てがアラバスタ(大理石)で作られていて、土足厳禁です。
中庭の真ん中には体を清めるための水場が作ってそこももちろんアラバスタ。
だもんで、足がすごくチベタイです。
そして中庭をぐるりと囲む塀の上にはフランスから送られた時計台があります。
これはルクソール神殿前のオベリスクをあげたお返しだそうです。


高台というより山のてっぺん

美しい回廊


中庭の入り口

中庭の囲い

フランスからの時計台

ドームの中はまず一面に敷かれた絨毯。
絨毯産業が発達する理由を確認。
このドームは1つの大きいドームに4つのドームがくっついて
巨大なドームになってます。
上を見上げて、すごく美しい色彩にびっくりしてたら、
なんと本物の宝石が沢山ちりばめられているんだとか。
窓にはめられたステンドグラスもとてもキュート。
そして説教台というものがあり、階段ががセットになっててとても厳か。
このドームではパンと手をたたくととても響きます。
多くの信者に説教の声が届くようにこのような造りになっているんだね。
ここではモっちゃんがイスラムのお祈りを見せてくれました。
でも、なんだか人の家の下着がしまってある引き出しを開けちゃったような
気持ちがしました。異教徒だから?


美しいドーム内部

モスクシャンデリア


古い説教台と階段

新しい説教台と階段


出口のステンドグラス

光が美しい

ドームを出て見晴らしのいい庭にでると、
カイロの町が一望できる。
こんな高かったのね、ココ。

高い場所でしょ

さて、次は【ハンハーリ】こと市場。
ここは結構楽しみにしていたのよね。
とりあえず、待ち合わせ場所のカフェを確認。
先日モっちゃんにお願いした「デーツのチョコレート」と
「マンゴーキャンディー」をここで受け取り。
とても小さい駄菓子屋のようなお店で、前にはガラスケースがあって、
色とりどりの量り売りのお菓子や、見たことないようなもの達!
モッちゃんがそのガラスケースの上に大量に陳列してある
デーツ(ナツメヤシの実)のナッツ入りお菓子を購入しみんなに振舞ってくれた。
一箱に30個ほど入っているそのお菓子は甘すぎず、
ナッツとデーツの相性は最高で、美味しかったなぁ。
一箱60円ほどだそうで、大量に購入してる人もいましたよ。


マンゴ味のキャンディ

デーツのチョコレート


さて、今日は日曜日の為か、しまっているお店もいくつかあったけど、
昔のアメ横みたいに細い路地が沢山あって
その両側に小さな店が沢山ならんでる。
時間が早かったのか、まだ開店したてにもかかわらず
鋭い呼び込み攻勢に一瞬ひるんだが、ずんずん進めば慣れてくる。
ここで、おおよそお土産やとは程遠い、布屋さんを発見。
その店の前には美しい生地で作られたサンダルが並んでる。
はっきりいって一目ぼれです。
しかしハンハーリだし、もちろん値段なんて貼ってないし、
小さい店だし、だれもいそうにないしってことで、
3回ほど店の前を行ったりきたりしたが、これまでの経験から
「ここで買わなきゃ後悔するっ!」と思い立ち、店の中へ。
3畳ほどの狭いお店にはやっぱり誰もいないが、
たくさんの布が飾ってある。
周りのお店の人が呼んでくれたのか、
小さくて太くて色の黒いおじさんがヌサヌサやってきた。
サンダルを沢山見せてもらって、試着もしてみたが、
やっぱり最初に見たサンダルが一番。
約4000円弱の値段を提示されて、ここですっかりクイは値段交渉をしなかった。
エジプトの物価から考えたら、べらぼうに高い値段だが、
しっかりハンドメイドであることは確かだし、
普通のお店では値切らないのでは?なんて、思ったもんだから。
後で考えれば、普通のお店だろうがなんだろうが、
相手が観光客なら絶対ふっかけているはずなのであった。
まぁ集合時間も迫っていたので、慌てていたから言い値で払っちゃいました。
善行だと思って、後悔しないことにしました。


ハンハーリの入り口

裏の路地がこんな感じ

美しいサンダルっしょ


しかし、ゼンゼンポンドが足りなくて、ドルもすっからかんになり、
これでは今日一日もストレスなく過ごせないと判断し、
待ち合わせの喫茶店で、モっちゃんに銀行を教えてもらうことにした。
するとモッちゃんはちっちゃくてオレンジ色のシャツを着た若者を
店の奥から呼んできて、「彼が銀行へ行くから、一緒に行って下さい」って。
彼は店の日本円をエジプトポンドに両替しに行くらしかった。
店から銀行までは歩いて2分ほどで、本当に近かったけど、
途中、多くのお店から呼び込みをされるたびに、
オレンジシャツの若者は「ナンヤラカンヤラ~!」と言って、
クイを守りながら銀行までエスコートしてくれました。
基本的には優しくて思いやりのある人たちなのか、
それもとモッちゃんの威光なのか。
とにかくお姫様になったような扱いをしていただきました。
銀行は、想像していたものとは大きく違って、
入り口の前に警備の人が一人座ってる。
その入り口は、ドア一枚分ほどの幅しかなく、
中に入ると待合場所とカウンターしかなくて、
カウンターには2人のひとがいるだけ。
なんだか闇取引の現場にやってきたような感じです。
オレンジシャツの彼はまず自分の仕事を果たし、
次にクイの両替を手伝ってくれた。
でも、彼には日本語はもちろん英語も通じませんから、
彼とはゼスチャーとアイコンタクトのみでのコミュニケーション。
すると彼の携帯が鳴り響き、なんやらかんやらとしゃべってる。
どうやらクイの乗るバスがもう迎えに来てるらしくて、
まだなのか?という連絡だったらしい。
急いで両替を済ませ、またしても彼に守られながら
そしてなおかつ小走りで、バスへと戻りました。

車のナンバープレート


次はもうランチ。
エジプトらしからぬメタリックな外観にガラス張りの建物。
そしてここからもピラミッドがおっきく見える。
この頃になると、ツアーメンバーの顔も覚えてきて、
特徴のある人にはナオと二人であだ名をつけていました。
一番最初にあだ名をつけたのは50~60代くらいの女性。
彼女は既にリタイアしたご主人と二人でこのツアーに参加。
田舎のおばさんって感じで、とてもはっきりした性格で、
かなり気が強いらしいが、面倒見もよく、フットワークが軽い。
必要とあれば我先に走って駆けつける。
だからつけたあだ名は「特攻隊長」。
その旦那さんはいつもニコニコしていて、
特攻隊長から辛辣な言葉を投げつけられても、
「そっかそっか」ってうまーいことかわしてる。
さすが長い夫婦生活のナセル技だわ。
もちろん彼のあだ名は「特攻隊長のだんなさん」。
特攻隊長はこういうランチなど席があらかじめ
決まっていない場合は、良い席を狙って走ってくるの。
でも、イマイチ要領がよくなくて、スタートが遅れるのよ。
だからクイに遅れをとっちゃったりするんだけど、
今回も眺めの良いいい席をクイが取っちゃって、
その向かいに特攻隊長という組み合わせ。
どうやら特攻隊長の子供とナオは同じ年のようです。
さて、ココもビュッフェ形式ではあったけど、
代表的なエジプト料理の一つでもある「ターメイヤ」が
みんなに振舞われました。
これはソラ豆のコロッケですが、とっても美味しかった。
日本に帰ったら作ってみたいな。


レストランの名前(らしい)

珍しく雲とピラミッド


ターメイヤ

甘すぎるスイーツ

店前のバス停です

つづく・・・・

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