2007-02-28

7.アブシンベルへ行く

2月12日
昨日すぐに眠れて、やはりモーニングコール前に何故かすっきり起床。
1:00です。4時間15分間。
まるでアイドル並の睡眠時間です。
今日でこのホテルともお別れなので、
スーツケースに忘れ物ないように詰め込んで、
2:10にロビーへ。
こんな早朝なので、朝ごはんはありませんから
メリディアンから出される朝ごはんセットをもらって、
バスでカイロ空港へ。


結構重いのよこれ。

朝ごはん


まだ夜のカイロ空港しか見てません

エジプト航空のチケットです


チョコレート、サービスしてくれた

夜中なのにテンション高いCAFEの店員

それもこれも4:15の飛行機の乗ってナイル川上流の都市、
アブシンベルまで1400kmを飛んでいくため。
この飛行機で、左の窓側に座ると到着直前にアブシンベルが上空見えるってんで、
期待していたが、サトちゃんが勝手に2人ずつ分けちゃったから、
2人とも通路側の席に・・・仕方ない。
ここで、つるっぱげだけど男前の客室乗務員とちょっとおしゃべり。
ふと思いついた。
この飛行機は途中アスワンで一旦着陸して、乗客を降ろすはず。
そして、そのまま空席になったら席を移ればいいんだわ。きっと。
ということで、このつるっぱげの乗務員にお願いしてみる。
すると、分かった分かったと言ってくれた。
よしよし。
そして運命のアスワン。
アブシンベルへ直行するわれらはそのまま席に座ったままで、
他の乗客が降りて、清掃の人たちがきて、アブシンベルまで行くお客さんが
入ってきて、そして、またお客さんが入ってきて、また入ってきて・・・
満席です。。。。やっぱりトップシーズンだわよこれって。ちくひょう。
仕方ないので、窓側に座ってるご夫婦に「見えますよ」って教えてあげるものの、
どうやら確認できなかった模様。なーんだ。

満席なんですよ、残念

アブシンベルに着いてもまだ、8時前ですわ。
すっきり晴れていて、気持ちがいい!やっぱり日差しが強いです。
南の国なのにカイロにはお花がほとんどなかったけど、
ここアブシンベルはピンクや白、黄色の花をつけた植物が結構あります。
ゼンゼン雰囲気が違ってちょっとリゾートっぽいです。
空港も町の公民館の域を出ない感じだし。
ここからすぐにバスでアブシンベルへ直行です。


とってもいい香りがする花

アブシンベルにはラムちゃんが作った大神殿と小神殿があります。
っていうか、それしかありませんが、これがそれはそれは立派なので
結構観光客が来ます。
すごいファラオだったラムちゃんは自分を神様と同格にしちゃって、
太陽神ラーと自分のためにその神殿(大神殿)を作りました。
んで横には大好きな第一王妃ネフェルタリとハトホル女神の神殿(小神殿)
も作っちゃいました。
二つとも岩山を削って作った岩窟神殿で、一枚岩に作られてます。
ずーっと砂山に隠されていたが、1817年に発見される。
その後、アスワンハイダムの建設で水没しそうになったけど、
ユネスコが世界中の技術者をよんで、1964年から1968年の間、大救済活動が行われて、
60m上の現在の位置に移築された。
で、この神殿では、年に2回10月21日と2月21日に神殿奥の至聖所に朝日が差し、
ここにある自分の像を中心に神々の像が照らされる。
本当は20日だったけど、長い年月で日付がずれてしまったそうです。
これはラムちゃんの生まれた日と、王に即位した日だって言われてます。


この神殿には猫とすずめが住んでいます

最初この話を聞いたとき「せっかく近い日に行くんだから、絶対に見たい!」って
思ってたんだけど、移設したと聞いて、なんか急にテンション下がったんだよねぇ~。
でも、見てみたら!!!!
あなた、これまたすごい遺跡!
思わず声が出るすごさですねぇ~。「うわぁ~」って。
アスワン・ハイ・ダムの建設でできたナセル湖がすぐ近くにあるんだけど、
これもまた美しい。
そしてなんといってもココで感動したのは空の青さ。
いままで見た空の中で一番青くて青くて青い空でした。
神殿の中はカメラ禁止で残念だけど、まだ色がきれいに残っているところも沢山。
美しかったぁ~。
今回のツアー自体、アブシンベルがかなりのメインになっています。
だってこのアブシンベル神殿を3回も見に来るんですよ。



大神殿


小神殿


着いた時、8:45だったんだけど、
ここでの集合時間が11:00。
まぁゆっくり見れていいわねぇ~って、オイ!
大神殿と小神殿しかないのにそんなに時間はいらねぇよぉ~!
神殿前の大きい広場を埋め尽くすほどいた観光客は
1時間もしたらいなくなり、そのうち私たちツアーだけになりました。
ゆっくり何度も見れるのはいいんだけど、あんまりの長い時間に
待ち合わせのカフェ(そんなにいいもんじゃないんだけど)に行ってみると
やはり皆さん時間をもてあましてました。
どうやらホテルのチェックインできる時間を待っている模様。
こんなんだったら、7時くらいの出発にしてくればよかったのにぃ~。
不満爆発です。
そこでサトちゃんに聞いてみると、
「ホントですよね。私もそう思います。なんでなんでしょうね」って。
なにぃ~?あんたJTBの人だろうがぁ~っ!
確かにコースの企画担当と添乗員では部署はゼンゼンちがうだろうよ、
そりゃそうだろうよ。
でも、こういうときに社会人は「善処します」とか「調べておきます」とかっていうのが
正解。
だから辺境担当なのか?サトちゃん。

後で調べたところによると、
カイロからアブシンベルの直行便(そのまま乗っていける便)はその便しか
ないため、ツアーなので乗り降りを避けるためにこの飛行機を使ってるらしいのよ。
でも、カイロ→アスワン アスワン→アブシンベルは午前中なんか30分に1本くらいの
割合で出発してるんだよぉ~。
2:30にホテルを出発して着いた先で何時間も待たされるなら、
1回乗り降りするほうがずっといいよ。。。。改善を望むなぁ~。
まぁもう来ちゃってるしょうがないよねぇ~。

やっと時間になってセティホテルへ到着。
しかしまだ掃除が終わってないってことで、
1時間ほどホテルで待たされることに。
朝早起きしてるからっていうか深夜起きしてるから
みんななんかぐったりしてる。
そこで、クイとナオと2人してホテルを散策。
すごいリゾートで開放的ないいホテルです。
ナセル湖に面したホテルできれいなプールもあって、
まるでエーゲ海か?って感じ。
お土産ショップが一つ。そのそばに何故か卓球台。
傍らにはラケットに球、ビール。
こういった娯楽とはとんとご無沙汰だったので、
久しぶりにやりたくなって、結構疲れてたのに、
ナオと2人で燃え上がりましたっ。
最初はまったくラリーにならなかったけど、
徐々に上達してくる2人。なんかすごく楽しかったっ。


セティホテルのロビー

楽しかった卓球台

結局12:30になっても部屋の掃除はなかなか完了せず、
(まぁエジプトなんでそうはいかないと思ってたけどね)
先にランチをいただくことになった。
皆さんそろって、初めてのビュッフェです。
メニューはメリディアンとそんなに変わらなかったけど、
デザートがすごく個性的っていうか海外的。
そして従業員たちがすごく人懐っこくてキュート。
デザートコーナーの横にちょこんと置いてあったコーヒームース的なものを発見し、
なおかつシェフお勧めのケーキを切り分けてもらって、
食べてみたらこれがイケた。
食事はビュッフェならかなり食べれそうです


本当にパンが旨い!

山盛りデザート

アスワンより南のエジプトはヌビア人でちょっと人種が違うんだって。
より肌の色は黒くなって、友好的で興味深々な感じで
なんでも聞いてくる。
クイはこのアブシンベルが非常に気に入りました。


常夏なのよ、ここは。


ホテルの中庭は完全にリゾート

食事を食べ終わったころには部屋の掃除も完了。
実はこのホテルお部屋がコテージ風に独立していて、
テラスも広くて美しく、ピンクや白、黄色の花々が咲き乱れる庭や
きらきら光ナセル湖を眺めることができる。
部屋自体はけっこう暗くて、床は石でひんやりと冷たい。
冬のこの時期でも、日中ならプールで泳げる気候なんだから
いいのかもぉ~。
ここは是非ハネムーナーにお勧めしたいっ!
新婚旅行でエジプトにいくなら、アブシンベルの滞在日数を延ばして。


ちょっと暗めのお部屋

テラスも広い


部屋も結構広い

キーはカシュトュール

テラスにはブーゲンビリア

今日は朝が早かったために、この後の観光は入ってません。
っていうかアブシンベルはアブシンベル神殿しかないんですよっホント。
なので、早速ホテルをぐるりと散策したあと、
MP3プレーヤーにアブシンベルの本と上に羽織るものを持って
プールサイドでリラックス。
限りなく天国に近い楽園です。
まれに見る心地良さ。
こういうとき、かなり古い曲なんですが
クリス・レアの「on the beach」なんですよ、クイは。
ちょうどよい気温に、風がそよそよと吹いて、
目の前のナセル湖の湖面がまるでネオンのようにキラキラと
光っては消え光っては消えしてる。
視覚と聴覚と触覚が見事にぴったりと
気持ちいいところで重なって、
なんと唾液腺から大量の唾液がでてきたんですよぉ~。
普通は「ゾクゾクッ」ってするもんなんですが、
どうもぞくぞくを通り越しちゃったみたいですな。
なんとも極楽なひとときをすごせました。


キレイな空

プールサイドから見るナセル湖




プールも絵みたいでしょ

生えてるポインセチアって初めて

この間、ナオは何をやっているかというと
お部屋のベットで熟睡でございます。
彼女は本当によく寝れるので、うらやましい限りです。

ビーチサイドからの帰り、お土産屋さんによってみる。
ココには香水ビンとガラベイヤ(エジプトの民族衣装)が売っていた。
とっても顔の小さいヌビア人らしいキュートな店員さんが
いろいろ説明してくれる。
こっちの人は何かと名前を聞いてくる。そして相手の名前を聞かされる。
彼はハマダといった。
説明によると自分の名前・ミドルネーム・ファミリーネームという順番らしい。
んで、このハマダは友達が自分を呼ぶときの名前だという。
そういえばモっちゃんも、モハメッドって名前はエジプトでは
沢山の人がつけてる名前だからかぶるときに使うあだ名があるって言ってた。
でも、名前とはゼンゼン関係ないあだ名がついてるんですけど・・・・
まぁいいやぁ~。
ここからハマちゃん、クイちゃんの仲になりました。
ここでヌビア模様が刺繍されたシャツに目をつけた。
もちろんエジプト綿でございます。
ハマちゃんは50LEって言いました。
んで、ドルならいくらだと聞くと$10って言いました。
とりあえず、値切って結局$8で。
初めてエジプトらしい交渉してのお買い物です。
お金は持っていなかったので部屋に帰ってよーく考えてみました。
50LEが$10っておかしいじゃん。
今レートは$1=5.96・・・LEになってるからどっちかって言うと$6じゃん。
そうなると$1しか値切ってないことになる・・・うんぎゃー。
友達だって言ったのニィ~ハマちゃんっ!
今度はお金を握り締め、さらなる交渉をするため
意気揚々とショップに戻るとハマちゃんはいません。
その代わり、エロイ顔したおっさんがいたので、
さっきハマちゃんとこれこれこうだったんだけど、
とりあえず$6にしてってお願いしてみた。
するとこのエロおやじはクイに近づいてきて、
最初腕とかさすって、そのあと背中とかにタッチ。
んで、ナントおしりにタッチをしたので、
さすがのクイねぇさんも「DON'T TOUCH ME!」と絶叫。
すると彼はすーっと引き潮のように引いていったので、
そのまま交渉再開。
結局$7で収まって購入。
お財布に入れておいた鶴の折り紙をエロおやじにあげてみたら、
想定外の喜びよう。
お礼にキレイな紙袋をくれて、香水ビンを5LEにしてくれた。
この時、この香水ビンもホントはもっと安いんだろっ?
ってな具合に疑ってたんだけど、まぁ日本円にしたら100円だし、
エロイ嫌なおやじかと思ってたら結構いい人だったし、
楽しいおやじだったので、買ってみたんだけど、
普通は20LEで売っていたらしい。(その日の夕食後に判明)
するとこのおやじ一緒に写真を携帯で撮ってくれという。
まぁいいかと思ってると、携帯だからかなり近寄らないと2人
一緒に収まらないわけで、くっつかなきゃいけないのよ。
すると彼「触っても大丈夫?」だって。
随分「DON'T TOUCH ME!」の絶叫が効いたのね。
「The last one time」と言ったら、怖い怖いっていうしぐさをして
おどけて見せた。かわいいじゃないの、エロオヤジ。
そんなこんなで帰る頃やっとハマちゃんが帰ってきた。
ちょっと悪い子としたような気持ちになる。
きっとハマちゃんの方がいい人ね。


買ったシャツ

17:30にロビーに集合し、本日二度目のアブシンベルへ。
今度は「音と光のショー」を見にいくため。
かなり寒いと聞いていたので、ジャージの上にチノパンはいて、
長袖シャツ、Tシャツ、ナイロンジャンパー、ダウンっていう順番で着込んだ上に
スカーフ巻いて完全防備です。
毎日その日の客の人種によってナレーションのランゲージを決めるらしいのだが、
本日は圧倒的に日本語。
半分以上が日本人です。
しばらく待っていると、前の席に「この人日本人?」って感じの青年が
一人ですたすたとやってきて座った。
その後、となりにいたお年寄りのおばさんと話をしていたので、
やっぱり日本人だったんだ。
いわゆるバックパッカーという方かしら?
そうこうしているうちに、ショーの開始。
ちょっとベタなナレーションに最初笑っちゃいそうだったけど、
色々な色とストーリー性のあるライティングは壮大で、
ディスカバリーチャンネルを見ているかのごとくでした。
時間的には30分くらいだったのかな?
ショーのあとパシャパシャ激写していると
例のバックパッカーらしき彼が近くにいて、
明日も来るっていうと彼も朝くるつもりなんだって。
夜のショーは別料金になるんだけど、
朝はなんにもないから普通の入場料でいいって
ポリスに聞いたらそういっていたらしいがやっぱりどうも信用できないらしい。
彼はもうアレキサンドラやカイロなどいっていてかなり旅の終盤らしく、
ダイビングして風邪ひいたり、おなかやられたり、
雨に降られたりして、かなりレベルがあがっている模様。
初めてのバックパックな旅らしく、どうしてエジプト?と聞いてみると
みんな初心者はタイとかに行くので、歴史とか遺跡とかあんまり興味なかったけど、
みんなと違うところに行きたいってんで、エジプトにしたらしい。
あらぁ~もったいない。歴史や遺跡に興味があったらきっと10倍楽しい旅になっていただ
ろうに。
それでも、クイも若いときにそんな旅の一つもしておきたかなぁ~などと感慨にふける。
さて夜も更けていき、しっかり夜のアブシンベルにも魅了されてしまいました。


夕焼けのアブシンベル




ライトアップされた大神殿

こっちは小神殿

さーホテルにかえって夕飯です。
このホテルにダイニングは1つなので、
ランチと同じところでやっぱりビュッフェです。
さすがにメニューは変わっていて、やっぱり固定のエジプト料理を
食べされるパターンよりこっちの方が数倍よいです。
今回ランチの時のキュートなシェフがいなかったけど、
やたらチョロチョロしてるウェイターがおりました。
まだ食べているのに「finish?」といって皿を持って行こうとするので、
嫌な奴だと思っていたら、実はちょっとふざけてそうしていたみたい。
今回もナオと2人席になれたから、ちょくちょくやってきては
なんだかんだと話しかけてくる。やっぱりお茶目です。
そしてココでは新しいビールが3種類あって、
「MEISTER」「SAKKARA」「STELLA」。
STELLAは飲んだことがあるので他の二つを飲んでみると、
断然「MEISTER」が旨い。オススメです。


マイスター美味しいよぉ~

実はこの時途中おトイレに行きたくて席を立って、
ダイニングを出てウロウロ探していると昼間のハマちゃんが
クイを見つけて「何探してるの?」って。
トイレを探してるって行ったらそこまで連れてってくれて、
間違って男性用に入ろうとしたら「違う!違う!」って止めてくれて、
「僕はショップに戻っても大丈夫だね?」って・・・・
やっぱりいい人だよぉ~ハマちゃん。

・・・というわけで、
ディナー後にまたハマちゃんのお店でお買いもの。
今度はお土産用の香水ビン5つとアンクのキーホルダー。
香水ビンは昼間エロオヤジが5LEで売ってくれたものです。
ハマちゃんの最初の言い値は120LE。
「私とあなたはハマちゃん・クイちゃんの仲じゃないの」とか
「友達なんでしょ?私たち」など言ってみたり、
仲良く写真を撮ってみたり、
あの手この手で60LEにしてもらいました。
彼はその代わりに何か僕にプレゼントしてって言います。
・・・・何を???・
すると彼は夢をちょうだいっていうんです。
・・・・夢???
んじゃぁ~。
撮った写真を送ってあげちゃおう!
てことで、メアド聞いたら無いって言う。
んじゃ手紙か・・・まぁいいか。
絶対こっちの方が高くついてるけど、
夢をプレゼントってことでね。
ホントハマちゃんよい人よ。


キレイな香水ビン

その日の夜、やっぱりあったかい地方なので虫が多い。
そして部屋に一匹の蚊が。
ただでさえ眠れないのに、耳元でウーンっていう羽音。
あぁぁぁぁぁぁぁぁ!眠れないっ!!!
昼間しっかり寝たのに、またちゃんと寝てる
ナオがうらやましぃ~。

つづく・・・

2007-02-27

6.メンフィス・サッカラ・ダハシュール

午後からはダハシュールの【赤のピラミッド】に【屈折ピラミッド】、
メンフィスの【ラムセスⅡ世の巨像】、
サッカラの【階段ピラミッド】です。
はっきり申しあげて、午後からの観光コースは
あまり期待していないコース。
最初、この半日パスして「ファラオ村」へナオと2人で
行こうと思っていたくらい。
でも、どれも世界遺産だし、ファラオ村へのガイドを手配するにも
午前中何時に終わるかもわからないし、などなどで、
そのまま一緒に行動することにしたが、
今思えば「ファラオ村」に行けなくてホテルでのんびりしてても
よかったなぁ~って。
もちろん世界遺産だもん。歴史や建造物はすごいモンですよ。
でも、興味がねぇ~。。。あんまり。
というわけで、ちょっとダラダラ見てきました。

というわけでここらへんですごーく簡単にエジプトの歴史。
B.C.3100年:上下に分かれていたエジプトを統一。首都メンフィス
B.C.2650年:初めてのピラミッド 階段ピラミッド建設(ジェセル王)
B.C.2600年:赤のピラミッド・屈折ピラミッド建設(スネフェル王)
B.C.2550年:三大のピラミッド建設(クフ王、カフラー王、メンカフラー王)
B.C.1500年:王家の谷に墓を造営(トトメスⅠ世)
B.C.1475年:女性のファラオ(ハトシェプスト女王)
B.C.1460年:エジプト最大の領地(トトメスⅢ世)
B.C.1400年:絶頂期を迎える(アメンヘテプⅢ世)
B.C.1350年:世界初の一神信仰(アメン神)(アメンヘテプⅣ世→アクエンアテン(改名))
       妻はネフェルティティ
B.C.1330年:ツタンカーメン即位 元の多神信仰に戻す
B.C.1280年:ラムセスⅡ世即位
B.C.332年:アレキサンダー大王のエジプト征服(グレコローマン時代始まり)
B.C.305年:アレキサンダー大王の将軍プトレマイオスが王に(プトレマイオス朝)
B.C.30年:クレオパトラⅦ世の自殺でエジプト王朝終わり(ローマ支配)

似たような名前が沢山あるけど、
今回のツアーでざーっと3000年分位見ていくので
せめて順番くらい頭に入ってないといけません。
長い歴史なので年表の間がかるく1000年くらいぶっとんでるところも
ありますが、まぁたいしたことがなかったというか、
見るべきものが残ってないかってことですね。

赤のピラミッド・屈折ピラミッドは、
初めてピラミッドを作ったジェセル王の息子スネフェル王が作ったピラミッド。
お父さんの階段ピラミッドから着実に進歩してる。
赤のピラミッドは世界初の真正ピラミッド(三角形のすくってしたやつ)。
でも、クフ王のより角度がちょっとゆるいようです。
屈折ピラミッドは途中でやっぱり変えたっていうのが定説で
吉村先生は先代ファラオから建設を引き継いだからってお考え。


世界初の真正ピラミッド

屈折ピラミッド

次のメンフィスは古代エジプトで初めて首都になった町で、
一番長く首都になっていた町。
でも今は本当に田舎の村になってました。
ここでラムちゃん(ラムセスⅡ世)と初対面です。
ラムちゃんは歴代のファラオの中でも一番すげー王様で、
24歳から66年も在位し、このご時世に90歳まで生きたという。
沢山の側室との間に子供は100人以上、
建築王と言われて、エジプト旅行でたずねる遺跡のほとんどは
彼と関連があるものばかりなので、彼を避けてはエジプト観光は成し得ません。
エジプトでは基本、多神信仰でそれぞれの神様の担当する土地があるんですよ。
んで、ここメンフィスはプタハっていう冥界の神様の担当地だったもんで、
プタハ神殿が建ってました。
そこに建っていたラムちゃんの巨像。もともとは立っていたんだろうけど、
足が壊れて倒れていました。メンフィスはナイルが分岐するあたりに位置するので
ナイルの氾濫に何度もあっている町でこのラムちゃんも水が押し寄せてくる方向ばっかり
侵食されて削られてました。
かなりの巨像なので、持ち上げられないから倒れていたところに
建物を建てて、保存しているそうです。
ここにはアラバスター(大理石)で作られたスフィンクスもあります。
ちょっと笑ってます。
入り口の前にはエジプトでは最初で最後に目にした、焼き鳥売りがいた。
焼き鳥といっても丸ごと一匹を焼き鳥にしてある。
誰が教えたのか「や~きいも~」って言ってる。
ちょっと食べてみたかった・・・


すっげーでかいのよラムちゃん

大理石のスフィンクス キレイ



棺に彫られた目のモチーフ お守りらしい


左足が前なのは生きてる時に作った証拠

さて次は、ピラミッドを最初に作ったのはジェセル王。
もともとマスタバっていうレンガで造った四角い家のようなお墓がありました。
マスタバっていうのはベンチっていう意味で、形が似てたからそう言われたらしいです。
んで、ファラオになったってんで、威張ってみたいからそのマスタバを重ねちゃったら、
階段ピラミッドになっちゃったっていうところでしょうかね。
今でもエジプトのお墓はマスタバ同様、家のようになっていて、
お墓の中にいくつかお部屋があるのだとか。
でも、今エジプトでは十分な賃金や仕事を得る事ができない人が多く
家やアパートをもてない人は自分の家のお墓に住んでいる人が少なくないそうです。
実際に墓地を見ると、洗濯物が干してあったりして、住宅地のようです。
この階段ピラミッド実際はジェセル王の宰相イムホテプって言う人が
作ったらしいんだけど、この人は建築家としてはもちろん内科医としても
いけてた人らしく、のちのち神格化されて知恵、医術と魔法の神になったらしい。
ファラオじゃなくて民間人で神様になったのはこの人くらいしかいないらしいよ。
階段ピラミッドはお墓なので、葬祭殿や礼拝堂が一緒に作られていて、
階段ピラミッドコンプレックスとなっている。
ここの入り口のおじいちゃんは「ベン、ベン」という。
どうやらエジプトではPをBと発音するらしいので、こらは「ペン」を欲しがっていたら
しい。
エジプトではノック式のボールペンが値引きや交渉に役に立つというので
スーツケースの中には入れてきたが、まさか遺跡見るときにはいらないだろうってんで
持ってきてないよぉ~。



最初のピラミッド


周りはなんにもないよ


コンプレックスの入り口

大きい柱がいっぱい

最後に寄ったのが「アクナートン・カーペット・スクール」。
かつて栄えたこのへんも今は農村。
働き手が必要だし、お金もかかるので、子供たちを学校へやらないそうです。
そこで、カーペットスクールを作って子供たちにカーペットの作り方を教えて、
手に職をつけて、そこでカーペットを作ることでお金を得ることができ、
そして文字や計算などをそこで教えることにしたんだそうです。
ここでは子供たちの作業の様子が見れて、カーペットの作成工程が分かります。
この子供たちが作るカーペットはとても縦糸の間隔がとても狭いため、
大人になると作れないものだそうです。この子供たちがすごくかわいいの。
目がくりっくりっ。
やっぱりシルクで作ったカーペットはとても美しくて、肌触りも抜群。
でもそれそうとうに高い。クイにはとても手の出せるものじゃないけど、
有閑ご夫婦のみなさまぁ~誰か1枚でも購入してあげてよぉ~!
と、願ったがだれも買われなかったようです・・・


一枚に数人の子供で作成


羊毛にシルクなどたくさんある

何も買えなくてごめんね

帰りのバスの中で、「クフ王ピラミッド入場証明書」なるものをいただく。
どうも人数制限ができてから付加価値をつけるためにJTBで発行しているようだ。
本物のパピルスで作られてるとのこと。
持って返ってもどうしていいか分からない第一号です。


アラビア語のクイの名前

さーて、夕食です。
今日はホテルではなくレストランでステーキです。
すると・・・ランチのレストランと同じ名前のレストランの前に。。。
姉妹店???
ガラス張りのレストランで、角っこの二人席をキープ。
みんなと一緒もいいけど、まだ慣れてないので、
2人の方が気を使わなくていいです。
んで、ふと見ると目の前にピラミッド!
そして景色が夕焼けから夜にかわりピラミッドもライトアップされてきれい。
でもココの食事は・・・ステーキって外がパリっで中がジューシーっていう
食べ物でしょ。ここで食べたのはすごく焼いて全部硬くなった肉片でした。
この旅行の食事は期待できないことは確実視されますねぇ~。
ここで、イヤホンガイドが使えなくなったかわりにJTBから飲み物一つプレゼン。
ステラビールのビンタイプいただきましたぁ~!でも、デカっ。
デザートはひたすら甘いオレンジが丸ごと。
動物園にいる気分です。でも、衛生上わざと丸ごと出している可能性も大。


またpeaceです

ここの街はピラミッドが身近です

美味しくなかったんだ、これが

ここはホテルのすぐ近くだったので、数十秒で到着。
昨日書けなかったので、友達にポストカードを書いて、フロントへ出しに行ったとき、
切手買いに入ったブックショップで「ヒエログリフ定規」発見。
早くもお目当ての品を一つゲットです。


エジプトの切手 1.5LEです

ヒエログリフ定規

気が付けば20:30。普通はココからナンヤカンヤと話に花が咲くのだが、
今日はすぐに就寝。
というのも、明日のモーニングコールはナント1:30ですっ。
一応明日カテゴリではあるけど・・・・2:30出発だもの。えぇぇぇぇー!
ありえない。。。。。


つづく・・・